料理した泥棒

ある男が民家に忍び込み、冷蔵庫から鶏肉を盗み出し、さらに別の男性の住宅に侵入してそこで料理をしていたところ、住人の男性に見つかって警察に連行されたという事件がありました。

金品を他になにか盗んだのかは不明ですが、ともかく犯人の男は鶏肉を盗んでさらに台所を勝手に借りてフライパンなどの調理器具を勝手に使い、のんびりと料理をしていたそうです。
帰ってきた時に知らない人が台所で料理をしていたらかなりびっくりすると思います。
それでも冷静に男性を捕まえられたのでこの被害者もすごいと思います。
台所ということで近くに包丁もあったでしょうからもし犯人が逆上したりみさかいがなくなっていたら取り返しの付かない大変なことになっていたかもしれません。
また、もし女性やお年寄りの一人暮らしだったとしたら・・・そう考えるとこの事件もただの笑い話では済まされなくなります。

犯罪者というのは自分より弱いものに対して強気に出るものです。
ひったくりや詐欺、暴行、誘拐などは特にそうです。必ず女性やお年寄り、子供などをターゲットにします。もし反撃されたとしても勝てる相手を選んでいるのです。

侵入に関して言えば子供がひとりで留守番している時などは危険です。子供が留守番しているときは必ず鍵をかけることです。インターホンがなった場合には居留守を使わず応対し、「お母さんは今手が話せません」などと答えさせて子供だけで留守番していると思わせないようにすることが重要です。