新聞配達員が・・・

このことを書くともう誰のことも信じられなくなってしまうかもしれません・・・。

長い旅行に行くときは防犯対策として新聞の配達をストップしてもらえるように伝えたりします。しかし、その新聞配達員がその情報を悪用したとしたらどうでしょう?

民家が空き家になると知っていた新聞配達員の男たちが結託して泥棒に入るという事件がありました。
配達先のお客さんにこれから入院するので配達を一時やめて欲しいと依頼されたそうです。
その情報は配達員のスタッフにも伝わります。
それをチャンスだとして3人で民家に忍び込み、現金やパソコンなどを盗んだのだそうです。

新聞がポストにたまっていると家が何日も留守だということがわかってしまうので新聞をストップさせるというのは防犯上有効です。しかし、それを知っている新聞配達員がまさか泥棒に入るとは・・・。

業務上知り得た情報というのは外部にもれないように慎重に扱うというのが決められています。
必ず教えられることですし、常識的にも判っていることだと思います。
そして顧客としても相手のことを信頼しているからこそこのような情報を預けているのです。そして当然慎重に扱ってくれているものだと思い込んでいます。
残念ながらまれに悪用されることも事実なのです。

常に人を疑うというのは周りも自分も辛いことなのでそのようにする必要はありません。しかし、そのような可能性があることを忘れないようにすることも大切です。万が一の防犯対策はしておいて損はありません。